鹿児島照国高等学校(現・鹿児島城西高等学校)
鹿児島照国高等学校(現・鹿児島城西高等学校)(昭和32年築、昭和62年解体)
鹿児島県鹿児島市薬師1丁目
照国商業高等学校
鹿児島市
設計 1957
施工 大成建設
面積 1820㎡(550坪)
工費 2,570万円(4.7万円/坪)
男・女商業高校
桜島がよく見える鹿児島市内にも漸く円形校舎が建つ事となつた。九州では、まず鹿屋市立小、小倉市立小、熊本女子商校等につぎ、目下宮崎学園も工事中であるが、作者の知らぬ間に鹿屋市の図面が流れて那覇辺りに建つたものは余り評判がよくなかつたので熊本以後久しく南九州では実現しなかった。
台風の通路なので特にスチール窓枠を要求されたが、廂も短いので当を得た事と思う。
この学校の木造校舎は、理事長が歩行困難でありながら殆んど自身で設計監督なさる程建築に通じられた方であるが、今回は特に円形をと希望された事は、作者を大変喜ばせた。
太陽の強い地方にガラス面の多い建物は如何かと思うが、西側には二階屋があり、東方は海に面しており、夏季、涼しい風が入るのでこのままとした。南方は、太陽が高いので、却て入射は少ないと予想される。
『円形建築』日本学術出版社(1959年)







『円形建築』日本学術出版社(1959年)
『私学の創立者とその学風―日本私立中学高等学校連合会三十年史―』(1977年)
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